塔のへつりは、福島県南会津郡下郷町にある河食地形の奇形な様相を見られる観光スポットです。国の天然記念物にも指定されています。
侵食されて凹んだ場所を歩けるようになっており、冒険者気分を味わえます。
・奇怪な岩の景色が好きな人
・非日常的な世界を味わいたい人
・南会津の観光スポットを探している人
塔のへつりの様子を写真を添えてレビュー
塔のへつりは、長い期間におよぶ河川の侵食によって岩肌が削られ塔の形が立ち並ぶようになったことで「塔のへつり」と呼ばれるようになりました。
奇怪な形をした岩が有名で景勝地にもなっています。
吊り橋を渡って塔のへつりへは向かいます。
侵食で削られたようになっているところを人が少し加工して通り道のようになっており、一部分ですが人が通れるようになっています。
この人が通れるようになっているところに特に柵などが設けられている訳ではなくまるで崖の上を歩くようになっており高所恐怖症の人なら通れないような場所です。
人もギリギリすれ違えるかすれ違えないか、という広さで体格の良い人が来たらすれ違えない、そんな広さです。
上記の写真に人が小さく映り込んでいるので、人が通れる幅は大よそわかると思います。
正直に言えば怖くて、細いところでは立ち止まって写真が撮れなかったので、その場所の写真がないわけです。
頑張って撮った唯一の写真ですが、足元が見られなかったのでその先の景色です。
塔のへつりには「虚空蔵尊」という仏教的な施設があります。昔の人が祀ったものと思われますが、今は御朱印までいただけるようです。
なお怖いのは塔のへつりだけでなく塔のへつりに向かう吊り橋も人が多く渡るとかなり揺れて怖いんですけどね。
吊り橋と人が通れるところに段差があり吊り橋の左側に階段が見えます。
これは一旦左側に降りて吊り橋の下の小さなトンネルをくぐって向かうようになっているからです。
写真の部分は閉鎖されている部分で観光で訪れることは出来ませんが、こんなところを平気で通れるのは、ヒャッハーな冒険者くらいに思えます。
早朝だと朝日が塔のへつりを照らしてなんとも神々しく見える時があります。
塔のへつりへ実際に訪れた感想
塔のへつりは冬季は吊り橋を渡れませんが、いつも不思議な光景を見せてくれる不思議な感じのするスポットです。
ただ紅葉の時期(例年であれば10月下旬くらいから11月上旬くらい)になると紅葉も美しい場所となります。
美しい景色と不思議な景色の両方が楽しめる面白いスポットであり、是非とも訪れてほしい場所です。
この景色が好きで今まで3回ほど訪れています。
また車で5~10分ほど先に「湯野上温泉」という素晴らしい温泉地があります。
または塔のへつりから20分ほど先には鬼滅の刃 無限城に似ていると話題になった芦ノ牧温泉 大川荘もあります。
更に10分ほど先には江戸時代に栄えた大内宿という観光スポットもあります。
是非、塔のへつりを見ながら南会津の観光を楽しんでくださいね。
塔のへつりの詳細とアクセス方法
- 住所:〒969-5204 福島県南会津郡下郷町弥五島下タ林5316
- 電話番号:0241-68-2920(下郷町観光協会)
- 利用時間:24時間(夜は非常に危険・冬季閉鎖)
- 料金:無料
- 休園日:なし
- 駐車場:あり(無料)
- 参考サイト:塔のへつり 福島県南会津地方振興局
- Wikipedia
アクセス方法
- 会津鉄道会津線「塔のへつり駅」から徒歩約7分(約450m)
- 東北新幹線「新白河駅」から車で約1時間(約42km)
ここを見学した後の行動を考えると車で来られることをおすすめします。「塔のへつり駅」は平均すると1時間に1本も電車が通っていません。
新白河駅もしくは郡山駅からレンタカーを借りて来られることをおすすめします。
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