小樽・青の洞窟は小樽の海岸線にある波の侵食によって出来た小さな洞窟です。
陸上からは行くことが出来ないため船でしか行くことが出来ません。
波が高く無い日は、洞窟の中まで船で入って、洞窟の雰囲気を楽しめます。
洞窟の中は小樽ブルーの海と洞窟の雰囲気から海底ダンジョンへの入口のような雰囲気が漂っています。
・地下迷宮のような場所が好きな人
・非日常的な世界を味わいたい人
・船に乗るのが好きな人
青の洞窟クルージングと青の洞窟の様子を写真を添えてレビュー
実際に小樽・青の洞窟クルージングの様子を紹介します。
青の洞窟までの景色
利用するクルージング運営会社によって異なりますが、船は洞窟に入る関係上、比較的小さな、多くても15人くらいまでの船を使うことが一般的です。
最初は普通に海の景色のみで異世界感はありませんが、非日常感は味わえます。
5月くらいまでなら遠くに見える雪の積もった山を海から眺められるのですが、これがかなり非日常感を楽しめます。
途中に見える侵食された岩の景色は少し異世界を感じられるかもしれません。
小樽は積丹半島の付け根にありますが、積丹半島の海の色は「積丹ブルー」と形容されるほど青くて美しい色で、積丹ブルーの青い海と侵食された岩の組み合わせは本当に非日常的な景色に見えます。
なんか不思議な海洋生物が出てきてきそうな雰囲気もあります。冬場は実際にトドがいることもあるそうです。
途中にオタモイ龍宮閣跡地という遊園地の跡地があるのですが、龍宮城風の建物は異世界感があります。
龍宮城自体が異世界のようなものなので、異世界感があるのも当然かもしれません。
この景色が見えてきたら青の洞窟はすぐ近くです。
青の洞窟の様子
青の洞窟は上記写真のように2つの穴があって、片側から入って反対側に出てくるようになっています。多くは右側から入って左側から出てくるようです。このクルージングでも右側から入って左側から出てきました。
それでは中へ
積丹ブルーの海と洞窟!まさに異世界を感じられます。
青の洞窟と言われているのも、この海の青さからです。
奥へと進んでいきますが、海底ダンジョンの入口に向かっている感覚です。
振り返ってみた様子もまたダンジョンへの入口感があります。
途中で船を停めてくれてゆっくりと眺めたり、記念撮影をさせてくれる時間を取ることが多くのクルージングで行われています。
妻と一緒に訪れていたので、妻と一緒に記念写真を撮ってもらいました。
服装が同じなのは、濡れないようにカッパを貸してもらって着ているからです。
数組がここで記念写真を撮ってもらっていたのですが、その間にゆっくりと青の洞窟を眺めて楽しむことが出来たのも、このクルージングの良いところです。
中にいた時間は10分から15分くらいかな…そして青の洞窟から再び外へ出ます。
それほど長い時間ではありませんが、満足感はかなり高いです。
そして振り返って出てきた側の洞窟を撮影しました。
ここからまた20分くらいかけて港に戻りますが進行方向が違えば見える景色もまた違うので退屈せずに楽しめます。
青の洞窟へ実際に訪れた感想
青の洞窟クルーズは短いところで30分、長いところで80分くらいですが、今回のクルージングツアーは80分と長めのものでした。
観光でクルーズ船・遊覧船があるところに行けば必ず乗船するようにしていますが、その中でも「青の洞窟クルーズ」は非常に記憶に残るクルーズでした。
というのもまず海の美しさ・青さに感動します。続いて洞窟の中の非日常的な空間が本当に不思議な感じで記憶に残ります。
またこれは乗船する会社によると思いますが、案内してくれる方が楽しませようとして、いろいろな話をしてくれるのも「青の洞窟クルーズ」の良さでしょう。
小さな船なので、船内放送のような味気ないものではなく、何度も訪れている人が案内してくれるからこそ、見るべきポイントをしっかりと教えてくれます。
本州や九州、四国の方からすれば北海道の小樽なんて一生のうちに1回いくかどうか?という場所だと思います。
そんな小樽の中でも是非とも乗船して欲しい青の洞窟クルーズです。
小樽自体が明治後期から昭和初期に建てられた石造り・レンガ造りの建物が多いので、小樽の中心部を歩いているだけで、石造りの建物を見て中世-近世ヨーロッパ風な感じを受けることがあり異世界感がある街になっています。
青の洞窟クルージングとともに異世界を感じられる小樽へ訪れてみてはいかがでしょうか?
小樽は新千歳空港から直通の電車(快速エアポート)で1時間20分ほど、札幌からは50分弱ほどでアクセスも良い場所にあります。
青の洞窟クルージングの注意点
青の洞窟クルージングで気をつけて欲しいことがいくつかあります。
事前に天候の確認を
青の洞窟クルージングは基本的に夏季の期間のみの運航です。概ね4月中旬頃から10月くらいまでとなっています。
冬場は海が荒れることが多く青の洞窟内に入れない日が多いため基本的に運航していません。
夏季でも海の状況によりクルージングが中止になったり、青の洞窟内に入れないことがあります。
天候もチェックして予約されることをおすすめします。
レインウェアの貸出の有無の確認を
波等で濡れることがあるので、クルージング会社によってはカッパ(レインウエア)を貸してくれることもあります。濡れるのが嫌な場合は波がかかることがあるか確認の上、カッパ(レインウエア)の貸出があるか確認してください。
割と水しぶきはかかります。
防寒対策も考えて
7月や8月はまだ良いのですが4月・5月・10月の小樽は最高気温が15度を下回る日があります。
特に4月上旬・10月下旬は雪が降ることすらあり、海の上は更に寒いこともあるので、事前に天候を調べて寒くない服装をするようにしてください。
レインウエアを貸し出してくれるのなら、レインウエアが防寒着にもなります。
小樽・青の洞窟の詳細とアクセス方法
- 住所:〒048-2672 北海道小樽市塩谷1丁目
- 電話番号:0134-33-2510(小樽観光協会)
- 見学可能時間:概ね9:00~16:00(季節変動や気象状況で変更あり)
- 休日:例年11月から翌年3月くらいまで(営業期間が4月頃から10月頃まで)
- 見学料:5000円~
- 駐車場:各クルーズ船の会社による
- 参考サイト:青の洞窟-おたるぽーたる
青の洞窟の見学について
青の洞窟は個人で向かうことはほぼ無理です。海からしか入ることが出来ないので、青の洞窟を巡るクルージングを行っている会社のクルージングツアーに申し込んで訪れるのが一般的です。
青の洞窟クルージングは数社が行っており、価格は会社によって異なりますが概ね1人4000円から6000円くらいです。
クルージングの運航時間は各社で異なりますが、明るくなってから暗くなる前に戻れる時間帯となっています。
参考までに弊サイト管理人は「小樽青の洞窟 龍宮クルーズ」で申し込みました。ここを選んだ理由は、小樽駅からの徒歩圏(徒歩約15分・バスを使えばより短縮)であることと口コミが良かったことです。実際に対応は非常に良かったです。
車ならどこを選んでも良いのですが、小樽駅から徒歩やバスで向かう場合は小樽駅から近いところを選ぶのがおすすめです。
以上、小樽・青の洞窟についてでした。
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