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弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった

弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 少女・女性向け

「弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった」は、小田ヒロによる同小説を原作として村田あじによりコミカライズされた異世界転生ジャンルの漫画です。

異世界漫画転生漫画なのに魔法も魔物も登場しない、でも非常に面白い作品です。

弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 詳細

  • 正式タイトル:弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった
  • よみがな:よわきまっくすれいじょうなのに、らつわんこんやくしゃさまのかけにのってしまった
  • 通称・略称:弱気MAX令嬢
メインジャンル 異世界転生(乙女ゲーム世界)
連載開始日  2021年2月8日(出典
連載終了日  連載中(仮)*1
巻数  4巻(2024年11月現在)*1
原案  –
原作  小田ヒロ(*1)
原作発表場所 小説家になろう
漫画(作画)  村田あじ
キャラクター原案 Tsubasa.v
他関係者  –
出版社 KADOKAWA
掲載誌  –
レーベル  フロースコミック
連載WEBサイト カドコミ
アニメ化  –
ゲーム化  –
メディアミック  –
舞台の時代設定  近世~近代ヨーロッパ風
参考サイト  カドコミ
Wikipedia掲載 なし
魔法・魔術 なし

*1:原作者の小田ヒロ先生がお亡くなりになったことで、連載が現在止まっています。再開は現段階(2024年11月)で未定となっています。小田ヒロ先生の御冥福をお祈りいたします(参考出典)。

弱気MAX令嬢 あらすじ

伯爵家でもかなり立場の低い伯爵家の令嬢に異世界転生していたピアは、高熱を出した10歳の時に前世の記憶が蘇る。

前世では大学院生であったが、恋人だと思っていた人は論文を盗まれ、お前が浮気相手だったと告げられ、失意の中立ち寄ったコンビニでコンビニ強盗に出会い刺されて死んでしまっていたことも思い出した。

それでも前世は過去のこととして前向きに生きようと思った時、婚約者で公爵家令息のルーファスがお見舞いにやってきた。

ルーファスを見た瞬間、ピアはこの世界が前世でプレイしていた乙女ゲーム「キャロラインと虹色の魔法菓子(マジックスイーツ)」の世界であり、自分は顔も名前も出てこないシルエットモブだけど、ルーファスの婚約者で乙女ゲームのヒロインをいじめてしまう悪役令嬢だということを悟ってしまい、ぶっ倒れてしまう。

最後は国外追放を言い渡される運命だ。

だから婚約を解消して平穏に過ごしたいため家族には「高熱を出してしまったことで体調が回復せず心身ともに弱ってしまったので婚約解消したい」ということを伝え納得してもらう。

再びお見舞いに訪れた婚約者であるルーファスにも同様の説明で婚約解消をお願いするも、自分の顔を見てぶっ倒れたピアを見て、何かを悟ったから婚約解消を願い出ていると突っ込まれてしまう。

前世のことは隠しつつも「神の啓示 予言」として7年後に男爵令嬢(乙女ゲームのヒロイン)が現れ、冤罪をふっかけて国から追い出されてしまうと説明をする。

その説明の中で「好きな人に嫌われるなんてもう耐えられない」といったピアの言葉に立場だけの婚約関係だと思っていたルーファスの心を動かす。

ルーファスはここで婚約解消はしない、でも賭けをしようと提案する。

もしルーファスがアカデミー卒業(断罪イベント発生時期)時点でピアを裏切り、その女の前(乙女ゲームヒロインのこと)に立っていたら1億ゴールドの賠償金と生涯の侯爵領地への立入許可を与えると。

ピアが負けた時は、特に何も求めていないのは自分のプライドの問題だと。

なお前世で化石(古生物学科)を研究していたピアにとって、侯爵領への立入許可は非常に魅力的な内容である。

その賭けにピアはついつい受けてしまう。そこから2人は出会うであろう男爵令嬢への対策を行っていく。

弱気MAX令嬢 アニメ

残念ながら2024年11月現在、アニメ化の話は出ていません。

原作者の方が亡くなっていることもありアニメ化は非常に難しいものと思われます。

弱気MAX令嬢の舞台の時代設定

街並み(窓ガラス等)や着ているもの、普通に紙(恐らくは植物紙)があることから近世~近代ヨーロッパ風に描かれているものと推測出来ます。むしろ近代よりかな?と思う部分もあります。

アカデミーの中で近代史の授業があり、その中で中世という言葉も出てきており、中世・近世・近代という区分・概念があることから感覚的には近代と言えます。

ヨーロッパの古代・中世・近世・近代については下記記事を参考にしてください。

弱気MAX令嬢に登場する亜人・魔物・モンスター

「弱気MAX令嬢」には魔物も亜人も登場しません。

レッドドラゴンという言葉は出てきますが、毒を持っている大トカゲであると説明されており、魔物では無いと推測出来ます。

弱気MAX令嬢の世界観や感想

弱気MAX令嬢の世界観や感想について自分なりの感想や考え方です。

魔法・魔物が出てこない異世界転生漫画

異世界転生ジャンルの漫画と言えば「剣と魔法の世界」で魔物も出てくるのが定番ですが、この作品には魔法も魔術も魔物も魔獣も出てきません。

魔法という言葉も乙女ゲームのタイトルに使われている「魔法菓子(マジックスイーツ」で前世の記憶を持つピアが使うだけで、他の登場人物から「魔法」という言葉は出てきません。

それなら面白くなさそう…と思うかもしれませんが、そんなことは全くなく、非常に展開が面白い作品です。

弱気MAX令嬢を読んだ感想

よくある乙女ゲームジャンルの断罪からの復活劇と思うかもしれませんが、全く異なります。

断罪劇に進むまでのピアとルーファス、そしてその周りの人々を描いています。

この作品はなんといってもピアが非常に可愛く描かれていて、ただあまりにも無垢であるが為に「ボケ担当」にもなっている点です。このボケが非常に面白くて、更にピアが可愛く思えてきます。

異世界転生の話でも魔法や魔物が出なくても、面白く描けることを証明した作品だと言えます。非常におすすめです。

弱気MAX令嬢に関すること・コミックやリンク

弱気MAX令嬢に関することや参考にしたサイト、コミックの一覧です。

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