アーツ(技術)とは、一般的には芸術・(芸術に関する)技術・を意味する言葉です。サイエンス(科学)に属さない技術(芸術・美術・経済学 等)を表現する時に使われることがあります。
異世界漫画における「アーツ(技術と書いてアーツと読む)は、特殊技能・能力のことを意味することが多いです。
異世界漫画において通常は「スキル」という表現を使うことが多いですが、一部の漫画で「アーツ」という表現がされています。または「スキル」と「アーツ」を分類して両方の表現を使っている作品もあります。
アーツ(技術)が登場する異世界漫画
アーツ(技術)という表現が登場する異世界漫画としては下記の作品があります。
転生したらスライムだった件
中盤・後半以降では出てこなくなりましたが、第2話で冒険者のギドが「あっしの隠密技術(おんみつアーツ)を発動させやすから」と言っています。
「転生したらスライムだった件」でも「スキル」という言葉がありますが、「転生したらスライムだった件」における「スキル」は、「公式設定資料集 (GCノベルズ) 」にて下記のように説明されています。
なんらかの成長を世界が認めた時、稀に”能力(スキル)”を獲得できることがある。
スキルとはこの世界独特の”特殊現象発動システム”とでもいうべきもの。ものによっては奇跡に近いレベルの事象が、能力を獲得”あるいは”習得”し、行使するだけで問答無用で現出する。つまり”発生する事象”の内容と、そのためのトリガーの引き方を理解できていればよく、理論・法則の理解や、詠唱などの手順の積み重ねは基本的に不要であるようだ。
同じく「アーツ」については「公式設定資料集 (GCノベルズ) 」にて下記のように説明されています。
長い努力と厳しい修練により後発的に習得する能力は、”技術”と呼ばれている。魔物と違って魔素を持たず、魔力にも乏しい人間はこのアーツを磨いて強い力を得ることが往々にしてあるせいか、人間が得意とする分野とみなされている。例えば修練によって闘気(妖気)を制御し、それを直接攻撃力へと変換する”気操法”などはアーツの技である。 また、練り上げた闘気を魔法力に変換し、武器にまとわせる”魔法闘気”など、アーツとスキルを併用・あるいは融合させた技も存在する。
つまり「転生したらスライムだった件」におけるスキルとアーツの違いは下記のようになります。
- スキル:取得には運による要素が大きい
- アーツ:取得には努力による要素が大きい
代表的なアーツとして下記のものがあります。
- 気操法
- 気闘法(飛空法・金剛法・瞬動法)
- 烈震脚
- 飛翔走
- 隠形法
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