秋芳洞は、山口県美祢市にある、まるで洞窟型ダンジョンを彷彿させる鍾乳洞です。
有名な観光スポットにもなっていますが、修学旅行で訪れることも多く、修学旅行生が大勢いる景色はまるでクラス転移で召喚されたように思えます。
そこの見えない川からは、巨大な魔物が出てきそうに思わせてくれます。
秋芳洞の詳細とアクセス方法
- 住所:〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2
- 電話番号:0837-62-0305
- 夏季開館時間(3~11月):8:30~18:30(最終入場17:30)
- 冬季開館時間(12~3月):9:30~17:30(最終入場16:30)
- 料金:大人1300円・中学生1050円・小学生700円
- 休館日:年中無休
- 参考サイト:美祢市観光協会 秋芳洞
アクセス方法・行き方
- JR新山口駅からバスで約40分「秋芳洞」下車・そこから徒歩6~8分
- 駐車場:中国自動車道「美祢東JCT」経由小郡萩道路「秋吉台IC」から車で5分・そこから徒歩6~8分
バスよりも車(レンタカー含む)で向かうことをおすすめします。車なら秋芳洞に訪れた後に秋吉台に行くのも簡単です。
秋芳洞の注意点
秋芳洞の洞奥の平均気温は16度なので、薄着だと寒さを感じます。また湿度が95%ほどあるので、湿気を吸いやすい衣服だと向いていません。
そのため撥水加工をされたウィンドブレーカー的な上着を着るのがおすすめです。鍾乳洞なので、天井から水滴が落ちてくることもあります。
秋芳洞の様子
駐車場からお土産屋さんが並ぶ通りを進んでいくと秋芳洞のチケット売場があります。
そこでチケットを購入して先に進むと大きな岩の切れ目のようになった入口が見えてきます。
岩の切れ目からは白く濁った水が流れでています。この岩の切れ目の中が秋芳洞です。
岩の切れ目から中へと進んでいくと…
秋芳洞の長淵
巨大な洞窟が広がり、圧倒されます!
舗装された道の横にそって洞窟の中を川が流れていますが、この川からスライムが出てきそうな雰囲気が漂います。
この川は長淵と名付けられた地下川です。
振り返るとよりこの洞窟(鍾乳洞)の大きさがわかります。
通路は人がすれ違えるくらいの幅はあるので、そこから考えてもらえれば高いところでは10メートル以上あることが伺えます。
写真だと明るく見えますが、まだ目が暗さに慣れていない状態だと川の深さがわからないので、とても深く感じました。
ここからリザードマン等の魔物が出てきそうな雰囲気、もしくはドラゴンが出てきてもおかしくなさそうに感じるほど非日常的な、まるで異世界のような不思議な感じがします。
秋芳洞の百枚皿
川が小さくなってきた頃に現れるのが百枚皿と呼ばれる石灰華段です。
この辺りも非日常的な雰囲気で、フェアリー(妖精)や精霊が飛んでいそうな雰囲気が味わえます。
ここは秋芳洞の中でも人気のスポットで、立ち止まって眺めている人が多く、非常に絵になる場所です。
その後、とても広い空間に出ます。
地底湖というのは小さいので地底池と言った方が良いかもしれませんが、底が全く見えない池のようなところもあります。
黄金柱・巌窟王・傘つくし・大黒柱
秋芳洞で他にも見逃せないのが、黄金柱・巌窟王・傘つくしです。
傘づくしは天井から数多くの鍾乳石が傘のようにぶら下がっていることから名付けられた場所です。
上から突然落ちてきて、ダンジョンのトラップのようになるんじゃないかと思うかもしれません。
大黒柱は、下から伸びる石筍と上から伸びる鍾乳石がつながって、まるで天井を支えているかのように見える石柱のことです。
黄金柱は秋芳洞のシンボルとも言える高さ約15mの巨大な石柱上フローストーンです。
フローストーンは鍾乳洞の壁や床面を覆うこともあるシート状で流れるような模様がある石のことです。
岩窟王はいくつもの石筍が組み合わさって形成された複合石筍です。
見方によってゴジラや甲冑姿の武士に見えるとか。異世界風に見るとガーゴイルに見えるかもしれません。
秋芳洞に行こう!
日本各地に鍾乳洞・洞窟はあり秋芳洞の総延長は日本で4位ですが、いつでも入れる状態で一般公開されている長さで言えば日本で最大規模です。
関東以東の方だとちょっと遠い場所ですが1度は訪れて欲しい異世界スポットです。
近くにある秋吉台も不思議な雰囲気が漂う草原(カルスト台地)で、ロッグゴーレムが徘徊していそうな場所なので合わせて訪れることをおすすめします。
以上、秋芳洞についてでした。
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