【山口県】秋吉台は草原型ダンジョンの異空間のような観光スポット

秋吉台は山口県美祢市にある草原型ダンジョンのような、または不思議なロックゴーレムが出てきそうな雰囲気のカルスト台地であり草原です。

有名な観光スポットにもなっており、観光シーズンには多くの人が訪れますが混雑期を除く平日はとても静かな場所です。

秋吉台がおすすめの人

・広々としているけど不思議な光景が見たい人
・非日常的な世界を味わいたい人
・山口県に旅行に行く人

秋吉台の実際の様子を写真を添えてレビュー

駐車場に車を停めて、カルスト台地を見ると少し異様な感じを受けると思います。

周りはゆるい丘の草原で遠くに山が広がるように見えますが、岩がゴツゴツと出ている姿は、非日常的な光景です。

上記の写真のように目の前だけでなく、少し離れた丘の上まで岩が広がっているのがわかります。

ここまでこのような岩がゴツゴツと続く風景は、日本ではほとんど見られません。

散策用に歩きやすくなっているところはありますが、そこを歩いていると岩陰から何かが出てきそうな雰囲気です。

または大きめの岩が突然動き出すのではないかと思えてきます。

土日ともなれば人が多い時もありますが、平日だとほとんど人がいない時もあって、そんな時は、少し異様な雰囲気で怖く感じるかもしれません。

またはダンジョンの深い階層で現れる草原型ダンジョン、台地がダンジョン化した草原型ダンジョンのように見えるかもしれません。

ただ草原が広がっているだけでなく、岩がゴツゴツと広がっているのが特徴的です。

秋吉台は観光地化されていますが、いくつか注意した方が良い点があります。

秋吉台は観光地化されているものの散策路は舗装されていません。ヒールが高い靴や革靴だと非常に歩きにくいので、できればスニーカー等の歩きやすい靴にすることをおすすめします。

秋吉台は内陸部にありますが冬は雪が積もることもあるほど冷え込みます。

12月から2月の最低気温の平均は氷点下となります。

東京の同期間の最低気温の平均は5～7度なので、東京よりも南西にあるからそれほど寒くないと思うと痛い目を見るので注意してください。

冬場に車で行く場合は道路状況を確認して、必要に応じてスタッドレスタイヤにしておくかチェーンを携行するようにしてください。

同じ山口県の宇部や防府など太平洋側に雪が積もることは滅多にありませんが、秋吉台エリアは普通に降雪がありますし、気温的に道路が凍結することもよくあります。

特にそのまま日本海側に抜けるのであれば途中に積雪は普通にありますし、目的地が角島なら橋が凍結していることもあります。南西でも日本海側の冬の天気は舐めると痛い目を見るので気をつけてください。

秋吉台だけだと少し異世界体験は弱く感じるかもしれませんが、車ならすぐ近くにある秋芳洞と合わせて訪れれば、異世界気分を強く感じられます！

日本最大のカルスト台地、1度は見ておいて欲しい異世界風の風景の1つです。

もちろん人によってどういう風景を異世界に感じるのか？という違いはあるので、ただゴロゴロした岩が広がる草原というように思う人もいるかもしれません。

でも、ゴロゴロとした岩が広がる不思議な空間と感じられれば、もうそこは非日常的な風景が広がる場所になります。

正直に言えば、最初に見た時は「気持ち悪い景色」でした。なんでこんな不思議な光景があるのか？と脳内での処理が出来なくて、自分の見てきた景色とあまりにもかけ離れすぎていて、気持ち悪い景色と認識してしまいましたが、徐々に脳内での処理が追いついてくると、本当に不思議な景色と感じられました。

関東より北東の方だと遠い場所ですが、飛行機や新幹線を利用すれば極端に遠い訳でもありません。

他にも山口県は錦帯橋や角島などいろいろな観光スポットがあります。

是非、秋吉台に訪れてくださいね。

バスよりも車（レンタカー含む）で向かうことをおすすめします。というよりも車でなければかなり大変な場所です。

駐車場は無料となっています。

カルスト台地とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食（主として溶食）されてできた地形のうち、比較的なだらかで台地のようになった状態のことです。

秋吉台は日本最大のカルスト台地として有名です。