愛さないといわれましても ～元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる～

「愛さないといわれましても ～元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる～」は、豆田麦による同小説を原作として石野人衣によってコミカライズされた異世界内転生ジャンルの漫画です。

とにかく主人公のアビゲイルが可愛くて、比較的ほのぼのとする内容です。しかしきちんと読み解くといろいろと考えさせられる作品にもなっています。

愛さないといわれましても 詳細

• 正式タイトル：愛さないといわれましても ～元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる～
• よみがな：あいさないといわれましても ～もとまおうのはくしゃくれいじょうはきまじめぐんじんにえづけをされてしあわせになる～
• 通称・略称：愛さないといわれましても / 元魔王の伯爵令嬢

愛さないといわれましても あらすじ

政略結婚の初夜、アビゲイルは夫ジェラルドから「君を愛することはない」と告げられてしまう。そう言われたアビゲイルは「ごはんだけは欲しいです」と応える。

アビゲイルは継母と義姉に虐げられ食事は2日に1回しか与えられてこなかった。そしてアビゲイルの前世は魔王だった記憶がある。

そのため普通の人間のような感覚はあまり持ち合わせていなかった。

そんなアビゲイルにかなり早く心を開いていく生真面目な軍人であるジェラルドとアビゲイルの結婚生活は、可愛すぎるアビゲイルに餌付けをするように可愛がるようになっていく。

愛さないといわれましても アニメ

残念ながら2024年11月現在アニメ化の話は出ていません。

愛さないといわれましても 舞台の時代設定

舞台設定は漫画の背景や食べているものなどを見るとほぼ近世ですが、中世っぽい描写も見られ、概ね中世～近世ヨーロッパを舞台設定にしています。

甘いプリンやシュークリーム、マカロンにマシュマロといったお菓子が普通に出てくるので近世～近代に本来は近いはずですが、そこは漫画ですから。

愛さないといわれましても 登場する亜人・魔物・モンスター

「愛さないといわれましても」にも魔物は出てきますが、よく異世界漫画で登場するような魔物は登場せず、亜人も出てきません。

愛さないといわれましてもの世界観や感想

「愛さないといわれましても」の世界観や感想について自分なりの感想や考え方です。

魔王の成り立ちが他とは異なる

「愛さないといわれましても」の主人公アビゲイルの前世は魔王ですが、魔王の設定が他の作品に見られない設定になっているのが興味深いです。

自ら魔王と名乗る訳ではありませんが、大きく強い魔物が人々から恐れられて魔王と呼ばれたことで自らが魔王だと思い始めたのがきっかけです。

魔王の善悪は関係なく、人々は魔物もしくはその生物は悪という感覚があれば魔王と呼ばれるということを描いています。

アビゲイルが可愛い

アビゲイルと言えば某格闘ゲームや某「超絶美形!!!!」と自分で言ってしまう主人公の漫画の影響で男性名だと思っている方もいますが、本来は英語圏の女性の名前です。

アビゲイルの短縮形・通称はアビーです。本作でもアビーちゃんと呼ばれるシーンがあります。

でこのアビーちゃんがとにかく可愛い！そしてセリフが面白い

• ごはんだけは欲しいです
• これエスコートです！家庭教師が言っていたやつですね！
• このプリン・・・新鮮です！
• 私は元魔王なので人間を憎いとはあまり思わないです
• 屋敷に商人を呼んで「これ全部いただくわ」・・・っていうお仕事ですよね
• （足をかけられて転びそうになり回転して防いで）できました！

この作品はアビーちゃんを鑑賞するためにある作品と言っても過言ではありません。

「愛さないといわれましても」を読んだ感想

面白いくテンポも良いのでサクサクと読み進められます。

でも確信をついてくるアビゲイルのセリフやきな臭い動きなどもあってこれからの展開が非常に気になります。

古い価値観に縛られた地方の領民という存在も今後展開に絡んできそうです。

いわゆる少女漫画ではなく、男性も楽しめる作品です。本当におすすめなのでぜひ読んでください。

愛さないといわれましても コミックやリンク

愛さないといわれましてもに関することやコミックの一覧です。

愛さないといわれましてもに関連したリンク（参照サイト）

• 愛さないといわれましても 小説家になろう
• むぎごはん
• 豆田麦 X（旧Twitter）
• 石野人衣 X（旧Twitter）
• 花染なぎさ X（旧Twitter）

愛さないといわれましてものコミック