アーツ(技術・arts)

異世界漫画用語辞典 異世界漫画用語辞典

アーツ(技術)とは、一般的には芸術・(芸術に関する)技術・を意味する言葉です。サイエンス(科学)に属さない技術(芸術・美術・経済学 等)を表現する時に使われることがあります。

異世界漫画における「アーツ(技術と書いてアーツと読む)は、特殊技能・能力のことを意味することが多いです。

異世界漫画において通常は「スキル」という表現を使うことが多いですが、一部の漫画で「アーツ」という表現がされています。または「スキル」と「アーツ」を分類して両方の表現を使っている作品もあります。

アーツ(技術)が登場する異世界漫画

アーツ(技術)という表現が登場する異世界漫画としては下記の作品があります。

転生したらスライムだった件

転生したらスライムだった件
「転生したらスライムだった件」は、伏瀬 氏による小説を原作としてコミカライズされた異世界転生ジャンルの漫画です。アニメ化・映画化・舞台化・ゲーム化とメディアミックスが非常に多い作品で異世界転生の代表作とも言える作品です。

中盤・後半以降では出てこなくなりましたが、第2話で冒険者のギドが「あっしの隠密技術(おんみつアーツ)を発動させやすから」と言っています。

「転生したらスライムだった件」でも「スキル」という言葉がありますが、「転生したらスライムだった件」における「スキル」は、「公式設定資料集 (GCノベルズ) 」にて下記のように説明されています。

なんらかの成長を世界が認めた時、稀に”能力(スキル)”を獲得できることがある。
スキルとはこの世界独特の”特殊現象発動システム”とでもいうべきもの。ものによっては奇跡に近いレベルの事象が、能力を獲得”あるいは”習得”し、行使するだけで問答無用で現出する。つまり”発生する事象”の内容と、そのためのトリガーの引き方を理解できていればよく、理論・法則の理解や、詠唱などの手順の積み重ねは基本的に不要であるようだ。

転生したらスライムだった件 8.5 公式設定資料集 (GCノベルズ) より

同じく「アーツ」については「公式設定資料集 (GCノベルズ) 」にて下記のように説明されています。

長い努力と厳しい修練により後発的に習得する能力は、”技術”と呼ばれている。魔物と違って魔素を持たず、魔力にも乏しい人間はこのアーツを磨いて強い力を得ることが往々にしてあるせいか、人間が得意とする分野とみなされている。例えば修練によって闘気(妖気)を制御し、それを直接攻撃力へと変換する”気操法”などはアーツの技である。 また、練り上げた闘気を魔法力に変換し、武器にまとわせる”魔法闘気”など、アーツとスキルを併用・あるいは融合させた技も存在する。

転生したらスライムだった件 8.5 公式設定資料集 (GCノベルズ) より

つまり「転生したらスライムだった件」におけるスキルとアーツの違いは下記のようになります。

  • スキル:取得には運による要素が大きい
  • アーツ:取得には努力による要素が大きい

コメント

タイトルとURLをコピーしました