朝夷奈切通は、東京からもほど近い鎌倉市と横浜市にまたがる切通と呼ばれる古道です。
観光地としては有名ですがあまり観光で訪れる人も少なく、アジア風な古道は異世界気分を感じさせてくれます。
横を流れる小さな流れからはスライムが出てきたり、切り立った道の上から突然ゴブリンが出てきそうな雰囲気があります。
朝夷奈切通の詳細とアクセス方法
- 住所(おおよそ):〒248-0001 神奈川県鎌倉市十二所
- 電話番号:0467-61-3857(鎌倉市文化財課)
- 見学可能時間:24時間(ただし夜は非常に危険)
- 休日:なし(ただし落石等で通行禁止になることはあり)
- 見学料:無料
- 駐車場:なし
- 参考サイト:朝夷奈切通-鎌倉PRESS
アクセス方法・行き方(鎌倉側)
- 鎌倉駅から京急バス「鎌23・24」系統に乗車、「十二所神社」バス停で下車・徒歩約10分
駐車場が無く、横浜側に抜けるのであればバスを利用されることを強くおすすめします。
アクセス方法・行き方(横浜側)
- 京浜急行「金沢八景駅」から、京急バス「船08・金24・金25・鎌24」系統のバスに乗車、「朝比奈」バス停で下車、徒歩5分
- 鎌倉駅から京急バス「鎌24」系統に乗車、「朝比奈」バス停で下車・徒歩約5分
駐車場が無く、鎌倉側に抜けるのであればバスを利用されることを強くおすすめします。
切通について
切通(切通しと書く場合も、読み方は「きりとおし」)は、主にトンネル技術が発達してない古代~近世において、山や丘を切り崩して作った道のことです。
日本では主に三方を山に囲まれた鎌倉市で見ることが出来ます。
今でもトンネルを作るほどでは無い時は切通を作って対応している場合があります。
朝夷奈切通の様子
鎌倉市から横浜市に抜ける朝夷奈切通は、自転車・バイクなどの車両での通行は禁止され、徒歩でのみ通れる古道です。
岩を切り開いて作られた道なので、ゴツゴツとした段差のある道が続いています。
脇には湧き出した水が非常に小さな川となって流れているところが多いです。
横を流れる小さな川にはスライムがいてもおかしくないくらいに異世界風な雰囲気があります。
切通の脇にあるお地蔵様
アジア風な異世界を感じられる場所です。
鎌倉市と横浜市の市境となる場所に岩が大きく削られた場所があります。
そこに掘られた仏像の絵、アジア風な感じを受けるのではないでしょうか?
更に進むと両脇を高い岩に囲まれた細い道にたどり着きます。
上の方を見ると洞穴のようになっている場所(やぐら)がみえます。
そこから突然ゴブリンが出てきて、出来の悪い弓で狙われるか、盗賊が出てきて囲まれそうな雰囲気があります。
小さな馬車なら通れるくらいの広さの道ですが、前後で盗賊に囲まれたら逃げられない、そんなシーンに登場しそうな場所です。
朝夷奈切通へ行こう!
ほぼ山道のような道ですが、高低差はそれほどなく、30分くらいで抜けられる道なので是非、異世界を感じられる古道を歩いてみたい!という方におすすめです。
また鎌倉には切通しが他にもいくつかあるので、切通し巡りで訪れても楽しいですよ。
以上、朝夷奈切通についてでした。
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