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【神奈川県】朝夷奈切通はまるでアジア風の古道を歩く気分はまさに異世界!

朝夷奈切通 関東

朝夷奈切通は、東京からもほど近い鎌倉市と横浜市にまたがる切通と呼ばれる古道です。

観光地としては有名ですがあまり観光で訪れる人も少なく、アジア風な古道は異世界気分を感じさせてくれます。

朝夷奈切通がおすすめの人

・古道を歩いてみたい人
・非日常的な景色を楽しみたい人
・都内から日帰りで少し変わった場所に旅行したい人

朝夷奈切通の様子を写真を添えてレビュー

朝夷奈切通

鎌倉市から横浜市に抜ける朝夷奈切通は、自転車・バイクなどの車両での通行は禁止され、徒歩でのみ通れる古道です。

朝夷奈切通

岩を切り開いて作られた道なので、ゴツゴツとした段差のある道が続いています。

脇には湧き出した水が非常に小さな川となって流れているところが多いです。

朝夷奈切通

横を流れる小さな川には水棲の小さな生物がいてもおかしくないくらいに異世界風な雰囲気があります。

朝夷奈切通

切通の脇にあるお地蔵様

朝夷奈切通

アジア風な異世界を感じられる場所です。

朝夷奈切通

鎌倉市と横浜市の市境となる場所に岩が大きく削られた場所があります。

朝夷奈切通

そこに掘られた仏像の絵、アジア風な感じを受けるのではないでしょうか?

朝夷奈切通

更に進むと両脇を高い岩に囲まれた細い道にたどり着きます。

朝夷奈切通

上の方を見ると洞穴のようになっている場所(やぐら)がみえます。

そこから突然何かが出てきて、出来の悪い弓で狙われそうな雰囲気があります。

朝夷奈切通

小さな馬車なら通れるくらいの広さの道ですが、前後で囲まれたら逃げられない、そんなシーンに登場しそうな場所です。

朝夷奈切通の注意点

朝夷奈切通へ行く場合の注意点を説明します。

靴はスニーカー以上を

靴は最低でもスニーカーで歩きやすいものにしてください。

トレッキングシューズが必要なほどではありませんが、間違ってもヒールが高い靴や滑りやすい靴だと転んで怪我をする可能性があります。

冬場でも厚着はしすぎない

鎌倉は比較的温暖な場所です。冬場だと寒いと思ってついつい厚着になるかもしれませんが、冬場に厚着で朝夷奈切通を歩き始めると、10分もすれば汗がにじみ出てきます。

冬場に汗をかきすぎると風邪を引きやすいのであまり厚着にならない服装で来られることをおすすめします。

夏場は飲み物持参で

早い人なら30分もかからずに切通を抜けて自動販売機までたどり着けます。しかし写真を撮りながらゆっくり歩くと40分以上かかります。

夏場に40分以上も何も飲まずに歩くのは熱中症や脱水症状になりやすいです。

バスで行く場合、バスを降りてから自動販売機は数か所しか無いので飲み物を持っていなければ、見つけた自動販売機で買うようにしてください。

横浜側の入口には2024年10月現在、自動販売機がありました。

鎌倉側の入口となる舗装された最後の場所に2024年10月現在、自動販売機がありました。

ただ撤去されている可能性も0では無いのでバスに乗る前、駅前で買っておくことをおすすめします。

朝夷奈切通に実際に訪れた感想

朝夷奈切通

ほぼ山道のような道ですが、高低差はそれほどなく、30分くらいで抜けられる道なので是非、異世界を感じられる古道を歩いてみたい!という方におすすめです。

バスのタイミングにもよりますが、鎌倉駅からバスで向かい鎌倉側から横浜側に抜けてバスで再び戻る場合、3時間くらいあれば可能です。

実際にこの場所が好きで今まで5回以上は訪れています。四季の変化も楽しめます。

近くに梅林園があるので2月後半から3月上旬の時期もおすすめですし、11月後半から12月上旬くらいの紅葉の時期もおすすめです。

そして行く度に新たな発見があります。

初めて訪れた時は転ばないように…と注意しながら歩いていましたが2回目に訪れた時は上の方もしっかりと見よう!と思って意識していたら上の方にある「やぐら」を見つけることができました。

また朝夷奈切通から少し外れたところに歩いてしかいけない割と立派な神社もあります。

熊野神社

神職の方が常駐していない神社ですが、きちんと清掃されていて、いつも誰かが掃除をしていることがわかります。

朝夷奈切通から外れることになりますが往復でプラス40分ほどで参拝出来るので、合わせて訪れるのもおすすめです。

鎌倉には切通しが他にもいくつかあるので、切通し巡りで訪れても楽しいです。

鎌倉で人気の高徳院(鎌倉大仏)の近くにも「大仏切通」と呼ばれる切通があります。

朝夷奈切通の詳細とアクセス方法

  • 住所(おおよそ):〒248-0001 神奈川県鎌倉市十二所
  • 電話番号:0467-61-3857(鎌倉市文化財課)
  • 見学可能時間:24時間(ただし夜は非常に危険)
  • 休日:なし(ただし落石等で通行禁止になることはあり)
  • 見学料:無料
  • 駐車場:なし
  • 参考サイト:朝夷奈切通-鎌倉PRESS

アクセス方法・行き方(鎌倉側)

  • 鎌倉駅から京急バス「鎌23・24」系統に乗車、「十二所神社」バス停で下車・徒歩約10分

駐車場が無く、横浜側に抜けるのであればバスを利用されることを強くおすすめします。何より横浜側へ抜けると車で来ていれば往復することになるので逆に不便です。

アクセス方法・行き方(横浜側)

  • 京浜急行「金沢八景駅」から、京急バス「船08・金24・金25・鎌24」系統のバスに乗車、「朝比奈」バス停で下車、徒歩5分
  • 鎌倉駅から京急バス「鎌24」系統に乗車、「朝比奈」バス停で下車・徒歩約5分

駐車場が無く、鎌倉側に抜けるのであればバスを利用されることを強くおすすめします。

切通について

切通(切通しと書く場合も、読み方は「きりとおし」)は、主にトンネル技術が発達してない古代~近世において、山や丘を切り崩して作った道のことです。

鎌倉は天然の要塞と言われることもありますが、その分交通に関しては不便な場所でした。だから山を切り崩して道を作る必要性がありましたが、ただ切り崩しただけでは防衛の観点から問題が残ります。

そのため所々カーブを描いて作り、交通面の問題を解消しながらも防衛面でも敵の侵入を防ぐように作られています。

日本では主に三方を山に囲まれた鎌倉市や千葉県などで多く見られます。

今でもトンネルを作るほどでは無い時は切通を作って対応している場合があります。

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