道後温泉本館は、愛媛県松山市の温泉街「道後温泉」の中心地にある重要文化財にも指定されている建物であり、今なお日帰り入浴が楽しめる温泉施設です。
「千と千尋の神隠し」の舞台の1つにもなったと言われており、「千と千尋の神隠し」の異世界に訪れたように感じる建物です。
・千と千尋の神隠しの気分を楽しみたい人
・非日常的な世界を味わいたい人
・温泉を楽しみたい人、夏目漱石が好きな人
道後温泉本館の様子を写真を添えてレビュー
道後温泉本館の前にはいつも人がいて、更に前に建つ建物との距離があまりないので、普通のデジカメだと道後温泉本館を前からすべて写すのは難しくなっています。
道後温泉本館の外観
温泉街のど真ん中にある道後温泉本館は、とても重厚な雰囲気を醸し出しています。
人力車が前に停まっていることもよくありますが、人力車そのものも温泉街らしい雰囲気を出しています。
道後温泉本館は奥行きも割とあります。
周りは観光で訪れている人で賑やかです。
夜になって暗くなってから
夜の方が千と千尋の神隠しの舞台っぽく感じます。
道後温泉本館の1階の様子とお風呂の様子
受付でお金を払い中へとはいります。
靴箱もレトロな感じがします。居酒屋の靴箱みたいなんて言わないように。
館内はレトロモダンな感じです。
浴室は男女2箇所ずつあります。
さすがに浴場内は撮影出来ないので道後温泉さんの公式サイトで「PR用素材」で提供してくれている写真で紹介します。
今まで道後温泉本館には3回訪れていますが、湯質は単純泉で柔らかい感じのするお湯です。お湯は比較的熱めの時が多くて、長湯には向いてないと思います。
混雑している時は、そもそも長湯出来ませんが。
2つの湯船をはしごして、疲れそうだな…と思ったら是非、3階の個室も借りておいて、坊っちゃん団子を食べながら休んでください。
3階の個室
道後温泉本館の3階はいくつかの個室があり、温泉の入浴時間込みで時間制限はあるものの有料で借りることが出来ます。
4.5畳の広さなので広くはありませんが、休むだけなら2~3人でも十分な広さです。
外には完全には出られませんが軽く乗り出して外も見られます。
坊っちゃん団子とお茶を飲みながらゆっくりと休みました。
カラフルな坊っちゃん団子です。
坊っちゃんの間
同じ3階には、夏目漱石が利用したと言われる「坊っちゃんの間」があり見学出来ます。廊下を歩いて向かいます。
夏目漱石の写真が飾られています。
ここから外の景色も見られます。
他にも見学出来る場所はいくつかあります。
道後温泉本館へ実際に訪れた感想
道後温泉本館のすぐ前にはアーケード商店街があり、近くには温泉旅館・温泉ホテルが数多くあります。
本州の方なら1~2泊はすると思いますが、出来れば道後温泉本館から近いところに泊まることをおすすめします。
理由は日帰り入浴した後にあまり歩きたくないでしょうから。
管理人は泊まった部屋から道後温泉本館が見える「花ゆづき」という温泉ホテルに宿泊しましたが、非常に良かったですよ。
また近くに泊まるのが良い理由として深夜なら人がいない時間帯もあるので、誰も写らない写真を撮ることも可能です。
雰囲気を変えて撮影すれば不思議な異界のような雰囲気の建物に見えます。
何より本州で関東から東北にかけて住んでいた時に3回も訪れるほど好きな温泉で、この重厚な建物の魅力は写真や言葉では伝えきれないので、是非訪れて実際に見て欲しい場所です。
道後温泉本館の詳細とアクセス方法
- 住所:〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町5-6
- 電話番号:089-921-5141(積善館)
- 見学可能時間:外観のみなら24時間
- 入浴可能時間:6:00~23:00(最終受付22:30)他
- 休日:なし
- 日帰入浴料金:大人700円~ / 小人350円~
- 駐車場:なし(近くに市営駐車場あり)
- 公式サイト:愛媛松山 道後温泉
- Wikipedia
入浴料金以外にも個室の貸切利用や広間の貸切利用が可能です。詳しくは公式サイトで確認してください。また個室や広間の貸切可能時間は入浴可能時間と異なります。
アクセス方法
- 道後温泉駅から徒歩約5分(約300メートル)
- 松山空港から車で約30分(約10km)
- 山陽新幹線「新尾道駅」から車で約2時間(約110km)
松山空港から道後温泉まではリムジンバスが1日20本ほど出ています。
本州から訪れる場合、松山空港でレンタカーを借りるのが一番便利です。
数日間の旅行で訪れるのであれば新尾道駅でレンタカーを借りて本州と四国を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」を利用して訪れるのがおすすめです。
管理人も「瀬戸内しまなみ海道」を利用して道後温泉本館に訪れています。
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