ダンジョンとは、地下牢を意味しており城などの地下に作られた監獄・地下室を意味します。
またテレビゲーム等のおけるRPG作品で地下迷宮・迷宮が流行りだしてからは、迷宮を意味することが多くなっています。
異世界漫画・小説におけるダンジョンとは
異世界漫画・小説におけるダンジョンとは、モンスターが湧き出る迷宮を意味することがほとんどです。また作品によってはダンジョンとは言わず、迷宮・ラビリンスという表現をすることもあります。
地下神殿型・洞窟型・塔型などいろいろなダンジョンが存在し、人智が及ばない場所として描かれているのが大半です。
またダンジョンは冒険者にとっての職場みたいなものであり、ダンジョン内のモンスター(魔物・魔獣)を倒して素材を得たり、宝物等を得て生計をたてるための場所になっていることが多いです。
もしくはダンジョンは自身のレベルを上げるための訓練場のような場所になっていることもあります。
異世界漫画・小説においてよくある設定のダンジョンは下記のものがあります。
- ダンジョンの最奥にはボス(モンスター・魔物・魔獣)がいる
- ダンジョンの最奥にはダンジョンコアというダンジョンを作り出すコアがある
- ダンジョンにはダンジョンマスターと呼ばれる管理者がいる
- 階層が深くなればなるほど強いモンスター(魔物・魔獣)がいる
- 深層が深くなればなるほど魔素・マナ等の魔力の元が濃くなる
- 魔素・マナ等が濃い場所にダンジョンが発生する
- ダンジョン内で死んだモンスター(魔物・魔獣)は一定期間で復活する
- ダンジョン内のモンスター(魔物・魔獣)を定期的に間引かないとスタンピードが発生する
- ダンジョン内には財宝等のお宝が隠されている
- ダンジョン内で1度行ったところには簡単に行ける転移装置・システムがある
- ダンジョン内の宝箱の多くはミミックと呼ばれるモンスター(魔物・魔獣)である
- ダンジョン変動というダンジョンの階層が入れ替わる等の災害が発生することがある
- ダンジョン内の階段はモンスター(魔物・魔獣)が来ないセーフティーゾーン
- 階層によっては安全地帯的な部屋がある
- ダンジョン内のモンスター(魔物・魔獣)は素材となり買取が行われる
- ダンジョンで死んだ場合、ダンジョンに吸い込まれ死体は残らない
- ダンジョンの管理は国やその地域を治める領主、冒険者ギルドが行っている
- ダンジョンを発見した場合は国等の行政機関に届けないといけない
- ダンジョン内には魔素等の魔力の源が漂っている
- ダンジョンに出会いを求めてはいけない
作品によってかなり設定が異なりますが上記の内のいくつかの組み合わせで多くのダンジョンの設定は成り立っています。
ダンジョン化
ダンジョン化とは、今までダンジョンで無かった場所が何かしらの理由によってダンジョンと化してしまうことです。
異世界漫画・小説の設定としては、魔素・マナ等の魔力の元となるものが濃い場所がダンジョン化しやすいとされています。
またはダンジョンコアを設置することでダンジョン化するという設定の作品もあります。
異世界漫画・小説におけるダンジョンのタイプ
異世界漫画・小説においてダンジョンのタイプや空間は下記のようなものがあります。
- 地下神殿型・地下迷宮型ダンジョン
- 洞窟型ダンジョン
- 塔型ダンジョン
- 地上空間型ダンジョン
- 草原型ダンジョン
- 水中型ダンジョン
- 森林型ダンジョン
- 砂漠型ダンジョン
地下神殿型・地下迷宮型ダンジョン
地下神殿型・地下迷宮型ダンジョンは、地下空間に人工物のような形で形成されているダンジョンです。ダンジョンのタイプとしては最も一般的です。
多くの異世界漫画・小説ではこのタイプのダンジョンが描かれています。
洞窟型ダンジョン
洞窟(鍾乳洞)が何かしらの理由によりダンジョン化したのが一般的な洞窟型ダンジョンです。
洞窟型ダンジョンは後からダンジョン化して登場することが多くなっています。
塔型ダンジョン
塔型ダンジョンは地下にあるのではなく地上にある塔のダンジョンです。潜るのではなく登ることでダンジョンの深層が深くなっていきます。
自然型・エリア型ダンジョン
地下や塔ではなく特定のエリアがダンジョンとなっていると設定している異世界漫画・小説もあります。
例えば森の一部がダンジョンであったり、特定の屋敷のエリアがダンジョンであったりします。
このタイプのダンジョンは何かしらの理由でダンジョン化していることが多いです。
地上空間型ダンジョン
異世界漫画・小説において増えているのが地上空間型ダンジョンです。地下空間・塔の空間なのに空があり場合によっては太陽や月があり、まるで普通の地上のようになっているダンジョンです。
水中型ダンジョン
ダンジョンは何も人が普通に出入り出来る場所にあるとは限らず、水中にダンジョンがある場合もあります。
ダンジョンがメインの舞台となる異世界漫画
ダンジョンがメインの舞台となる異世界漫画・小説は多数あります。
ダンジョン飯
ダンジョンがタイトルにつく作品では恐らくもっとも有名であり、ダンジョン内に巣食うモンスターを食材にして食べることで物語が進みます。
レベル1だけどユニークスキルで最強です
すべての食材はダンジョンでモンスターを倒すとモンスターが変化して食材(野菜や肉等)になるという面白い設定です。
冒険家になろう!
世界各地にダンジョンが現れ、ダンジョンの魔物を狩って生活する冒険家という職業を描いた作品です。
メインのダンジョンが北海道だったりとローカル色が面白いです。
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