賢者とは、一般的には賢い人のことです。または著名な思想家・哲学者などを指して使われることもあります。
また聖書や中世ヨーロッパの騎士道物語等に出てくる学者や智慧者、特殊能力者のことです。
大賢者は賢者よりも更に賢い人物のことを意味します。
異世界小説・漫画における賢者・大賢者
異世界漫画における賢者および大賢者は、魔術や魔法を極めた人や数多くの魔法・魔術の属性を持つ人のことです。一部漫画ではスキルとして授かるものであったり、教会や神から授かる天職・職業のことを意味する場合もあります。
教会や神から授かる天職・職業の場合も魔法使い・魔術師ということが多いです。
また作品のタイトルとして大魔法使いのことを「賢者」として使っていることもあります。
スキルとしての賢者・大賢者
スキル(主に神や偶然、生まれ持ったもの等)として授けられる能力として賢者・大賢者があります。
代表的な作品としては「転生したらスライムだった件」があります。
「転生したらスライムだった件」において、賢者はエクストラスキル(特別なスキルではあるが他にも所有している人がいるスキル)、大賢者はユニークスキル(個体ごとの固有能力のため所有しているのも1人しかいないスキル)となっています。
職業としての賢者・大賢者
スキルと似ていますが、職業として神や教会から与えられるものとして「賢者」があります。基本的には非常に優秀な魔法使い・魔術師という設定です。
職業として「賢者」が与えられる異世界漫画としては「異世界賢者の転生無双 ~ゲームの知識で異世界最強~」があります。
「雑用付与術師が自分の最強に気付くまで」という作品では、賢者は希少職という設定で何代目「賢者」というようになっています。
魔法・魔術を極めた賢者・大賢者
魔法・魔術を極めた人物に対して「賢者」「大賢者」という称号が与えられることがあります。
または極めると類似したものとして、その異世界に存在する魔法・魔術の属性すべてを扱える人に対して「賢者」「大賢者」という場合があります。
魔法を極めた人物として「賢者」という称号が与えられている異世界漫画としては「賢者の孫」があります。
「英雄と賢者の転生婚~かつての好敵手と婚約して最強夫婦になりました~」という作品でも大魔法使いに対して「賢者」という名称が使われています。
すべての属性魔法を扱える人に対して「賢者」と言うことになっている異世界漫画としては「異世界転生で賢者になって冒険者生活 ~【魔法改良】で異世界最強~」があります。
大魔道士=大賢者ということで大賢者と主人公が呼ばれている異世界漫画としては「ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。」があります。
作品タイトルとしての「賢者」
スキルや称号として「賢者」を与えられた訳ではなく、大魔法使いを表す言葉として作品タイトルに「賢者」を使っている異世界漫画もあります。
作品としては「転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~」があります。
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