カンストとは、カウンターストップ(Counter stop)を省略したもので、主にゲーム用語として使われていました。
ゲーム内において習熟度・修練度のレベルの最高値が仮に「99」で設定してあった場合、99を超えて表示することが出来ない、カウントが止められた状態になることから、カウンターストップ=カンストという言葉が生まれました。
異世界漫画におけるカンスト
異世界漫画においては、様々な強さのレベル(Lvと表記)に表示上限が至った時にカンストという言葉が用いられ、主に「Lv99・Lv999・Lv9999」といった表現がカンストを示していることが多くなっています。
ただし作品によっては、仮に最大値が999で実際のレベルが1022だった場合「022」と表示されることもあります。
例えばレベルの表示表現が仮に「999」だけど、実際には「1002」だったため「002」と表示されてしまうと、逆にレベルが非常に低いと見なされてしまうという、そういう設定を用いた作品もあります。
なお異世界漫画においてレベルの計測は、下記のような時・場所で行われます。
- 鑑定というスキルで行う
- 神殿等で行われる成人の儀等の儀式で行う
- 学校の入学試験等で行われる
- ステータスボードという能力で行う
- 冒険者ギルドで行ってもらえる
Lv99・Lv999・Lv9999といったカンスト表現がタイトルに入っている異世界漫画
- 悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~
- その劣等騎士、レベル999
- レベル999黒幕公女になりました
- 信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!
「レベル999黒幕公女になりました」は2024年9月時点でコミック化していません。ebook japan等で配信されています。
カンストすると下2~4桁が表示される異世界漫画
「学園騎士のレベルアップ!レベル1000超えの転生者、落ちこぼれクラスに入学。そして、」では、スキルレベルの計測最大値が999の世界で、1012というレベルになったため計測器の表示が「012」となり低レベルと判断されてしまいます。
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