【神奈川県】まるでゴブリンの棲家!まんだら堂やぐら群

【神奈川県】まるでゴブリンの棲家!まんだら堂やぐら群 関東

まんだら堂やぐら群は、神奈川県逗子市にある鎌倉エリア最大規模のやぐら群です。

「やぐら」とは横穴式の納骨窟または供養堂、つまり集団墓です。

やぐらがいくつも壁面にある様子はまるでゴブリンの住処のように見えます。

まんだら堂やぐら群の詳細とアクセス方法

  • 住所:〒249-0008 神奈川県逗子市小坪7
  • 電話番号:046-872-8153(逗子市教育部社会教育課)
  • 見学可能時間:別途
  • 休日:別途
  • 見学料:無料(寄付は是非)
  • 駐車場:なし
  • 参考サイト:まんだら堂やぐら群-鎌倉PRESS

アクセス方法・行き方

  • 逗子駅から京急バス「逗29」に乗車、「亀が岡団地北」バス停で下車、徒歩5~10分
  • 鎌倉駅から京急バス「鎌36 ハイランド循環」に乗車、「夕陽台公園」下車・徒歩約30分
  • 鎌倉駅から京急バス「鎌30・31」系統のバスに乗車、「長勝寺」もしくは「緑ヶ丘入口」下車・徒歩約15分

どこからも山道(ハイキングコース)を歩くことになります。スニーカー以上の歩きやすい靴が必須です。

見学可能時間と休日について

まんだら堂やぐら群は期間限定で春・初夏と秋・初冬に公開されます。

春・初夏:概ね4月下旬から5月いっぱい
秋・初冬:概ね10月下旬から12月中旬くらい

上記期間内の土・日・月・祝のみに公開されます。

見学可能時間は、下記の通りです。

  • 春・初夏:10:00~16:00
  • 秋・初冬:10:00~15:00

上記以外は閉鎖されており見学することは出来ません。

まんだら堂やぐら群の様子

まんだら堂やぐら群

まんだら堂やぐら群は上記の写真のように岩山にいくつかの穴を掘って作られている集団墓です。

やぐらは主に神奈川県の鎌倉市およびその近郊で見られるもので、それ以外の地域だと東京や千葉などでもわずかにあるだけで、全国的にはほとんど見られません。

その中でも「まんだら堂やぐら群」は最大規模で残っているやぐら群です。

まんだら堂やぐら群

倒壊の恐れもあるので、あまり近づけないようになっていますが、よく見ると五輪塔と呼ばれるお墓がいくつか置かれているのがわかります。

ただ五輪塔を除けば、まるで巣穴のように見えて、ゴブリンの大規模な棲家のように見えてきます。

まんだら堂やぐら群

鎌倉には5000を超える「やぐら」があったと言われていますが、ここまでアクセスが割と簡単で大規模なやぐらは、非常に少ないです。

まんだら堂やぐら群

やぐらは、13世紀から14世紀に作られたものが多く、まんだら堂やぐら群も鎌倉時代後半(13世紀後半)から15世紀から16世紀(1500年頃)にかけて納骨等、行われていたと発掘調査からわかっています。

つまり今から500年ほど前に作られたものだからこそ、風化も進みゴブリンの棲家のような雰囲気が醸し出されたと言えます。

まんだら堂やぐら群へ行こう

まんだら堂やぐら群

期間限定公開のみなので、予定が立てにくいかもしれませんが、まんだら堂やぐら群ほどの規模のやぐらは、そうそう見ることが出来ません。

だからこそ1度は訪れて欲しい異世界風スポットです。

逗子市のお隣・やぐらの本拠地である鎌倉にも、やぐらはいくつもありますが山道をかなり歩かないと割と大きめのやぐらは見ることが出来ないので、まんだら堂やぐら堂がおすすめです。

近くには、また東南アジア風の異世界風スポットである「内藤家墓地」もあるので、合わせて訪れるのがおすすめです。

以上、まんだら堂やぐら群についてでした。

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