魔素は、異世界を題材にした小説(主にライトノベル)や漫画、アニメ等に登場するもので魔法を使うための元となるナニカ、もしくは生物(主に魔法を使う生物)が生きる上で欠かせないモノとして描かれています。
作品によっては、地球上における酸素と同様、異世界における欠かせないモノとして描かれています。
魔素が物質なのか電気のようなものなのか、作品によったり明確に述べていない作品も多く、明確な定義はありません。
なお異世界漫画で魔石は魔素から出来ているという設定がよくありますが、それならば魔素は物質(元素等)であるとも考えられます。
魔素の定義のいろいろ
現実の世界でも「気」というものがあるのか・ないのか?という論争が度々あります。また魂は存在するのか・しないのか?という論争もあります。
ともに科学的にはまだ発見・証明されていません。
また天文学的現象を説明するために考え出された仮説上の物質「ダークマター」もまだ仮説に過ぎません。
魔素も「気」や「魂」と同じように今の人類では説明出来ないモノなのかもしれませんが、異世界漫画における魔素の定義について紹介します。
世界中にあるモノ
「転生したらスライムだった件」で魔素は下記のように説明されています。
この世界は魔素に覆われています。スライムの身体は魔素を吸収して動いています。
また魔素を集めると物質化させることも可能となっています。魔素による短期的な肉体化も可能とされています。また体内の魔素量が多い割に身体がついて来ないと死に至る場合もあるとされています。
魔石から吸収できるモノ
「ダメスキル【自動機能】が覚醒しました」では、魔物を倒した時に魔物の体内から出る魔石を割ることで魔素を吸収できてレベルアップも出来るという設定になっています。
なお自分で倒していない魔物の魔石でも魔素は吸収出来る設定です。
魔素の別の言い方
魔素が登場する異世界漫画は数多くありますが、漫画によって「魔素」と書いて別の読み方をしたり「魔素」以外の言い方をする場合があります。
魔素と書いて「マナ」
魔素と書いて「マナ」と読む異世界漫画があります。
ただし魔素という言葉は存在せず「マナ」という言葉が使われている漫画もあります。
「転生魔女の気ままなグルメ旅」では魔素と書いてマナと読んでいます。
魔素と書いて「MP」
魔素と書いて「MP」と読む異世界漫画があります。
魔力の元となる魔素の量がステータスボードのMPと連動している設定が「ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで」で描かれています。
魔素と書いて「エーテル」
「受付嬢に告白したくてギルドに通いつめたら英雄になってた」では「魔素」と書いて「エーテル」と読んでいます。
魔物を倒す放出されるものとなっています。
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