【北海道】支笏湖のグラスボート（水中遊覧船）から見える景色はまるで湖底に沈む古代遺跡！

支笏湖は北海道千歳市にある湖ですが、湖底に「柱状節理（ちゅうじょうせつり）」と呼ばれる切り立った岩の光景が広がり、それがまるで古代遺跡のように見えることでまるで異世界の古代遺跡のように見えるスポットです。

「柱状節理」を見るためには、支笏湖の水中遊覧船に乗る必要があります。

支笏湖 グラスボートの様子を写真を添えてレビュー

支笏湖のグラスボートは、支笏湖の駐車場から歩いて5分くらいの場所から出港しています。

2種類のボートがありますが、どちらになるかは行った時でなければわかりません。

乗船すると下の階層に降りられることがわかります。

下の階層に降りると船の底に水中がガラス越し（アクリル板？）に見られるようになっていて、水中および湖底の浅いところを見られるようになっています。

支笏湖の水中の様子

最初はマスなどの魚が泳いでいて水中を楽しむことが出来ます。

なおマスは駐車場から支笏湖に行く途中にあるお土産屋さんの店頭で塩焼きにして販売されていますし、食堂に入ればお刺身や塩焼きで食べられます。

このマスはヒメマスという名前で現地では「チップ」と呼ばれています。

続いて湖の中へ

最初は湖の青さに目がいきますが、しばらくすると…

石柱が転がっている様子が見えてきます。まるで古代遺跡の跡のように見えますが、これは自然が作り出したものということで驚きです。

カルデラと呼ばれる火山活動によって出来た凹地に水が貯まって出来たのが支笏湖ですが、カルデラ生成時にマグマが急激に冷やされて収縮した際に出来た割れ目によって、石柱状になるそうです。

でもその石柱状の岩が自然物に見えないくらい人工物に見えて、古代遺跡の跡のように見えるからこそ、異世界を感じられる風景になっています。

この石柱が見られる場所は5分もしないで通り過ぎますが、それでもこのグラスボートに乗って良かったと感じさせてくれます。

なお水中しか見られない訳ではありません。

普通にデッキ部分からも景色は楽しめます。

船は水中と乗船する時のデッキ、そして2階部分の3層となっています。上の部分は管理人が載った時は危険ということで閉鎖されていました。

支笏湖のグラスボートに実際に乗船した感想

支笏湖は青い水と美しい景色、新千歳空港からもほど近いことで人気の観光スポットなので、グラスボートだけが楽しい場所ではありません。

湖の周りは散策コースになっていて美しい湖を見ながらゆっくりと散歩も楽しめます。

もちろんグラスボートから見る景色も非常に綺麗です。

不思議なくらい青い水で湖面からの景色が楽しめます。

支笏湖を逃すと道央と呼ばれるエリアだと他は小樽までいかないと遊覧船はありません。

近くには温泉宿も点在して、日帰り温泉も兼ねて楽しめます。

湖畔の温泉旅館に泊まれば、夕方や朝方の美しい湖の景色も楽しめます。

是非、支笏湖に訪れてグラスボートに乗って異世界を感じてくださいね。

支笏湖・グラスボートの注意点

支笏湖に向かう上での注意点を説明します。

雪には気をつけて

グラスボートの営業は4月中旬から11月上旬までですが、気象状況により中止になることもあります。

またこの辺りは4月中旬・10月後半でも雪が降ることがあるため、雪道の運転に慣れていない人は、雪が降らない5月中旬以降～9月の間に訪れることをおすすめします。

札幌でも数年に1度は10月に雪が積もるので、この辺りならより積もりやすいです。

またレンタカーを借りて訪れる場合も必ずレンタカー屋さんで雪の状況を確認して、万が一スタッドレスタイヤになっていない場合は、スタッドレスタイヤを要望するようにしてください。

6月でも肌寒い支笏湖

6月でも支笏湖周辺は肌寒いことがよくあります。

日中は耐えられると思いますが朝晩は耐えられないくらいの寒さになることも。また8月後半からも同様です。

本州から来られる場合は、念の為1枚羽織れるパーカー等を持ってくるのがおすすめです。

支笏湖 水中遊覧船の詳細とアクセス方法

• 住所：〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉
• 電話番号：0123-25-2031（支笏湖観光船）
• 見学可能時間：9:00～17:00（季節変動や気象状況で変更あり）
• 休日：11月中旬～4月中旬（冬季は営業していない）
• 乗船料：大人2000円/小学生1000円（2024年9月現在）
• 駐車場：あり（乗用車は1日1回500円）
• 公式サイト：支笏湖観光船

アクセス方法・行き方

• 新千歳空港から車で約40分（約32km）
• 新千歳空港から直通バス（JR千歳駅経由）で約50分
• 札幌市内より車で約75分

道外（本州等）から来る場合は新千歳空港でレンタカーを借りて訪れることをおすすめします。

実際にここに訪れた時は新千歳空港近くでレンタカーを借りてここを経由して札幌・小樽へと向かいました。