「葬送のフリーレン」は、山田鐘人原作・アベツカサ作画によって週刊少年サンデーで描かれた異世界ファンタジーの漫画です。
様々な漫画の賞を獲得し、アニメ化もしており非常に人気のある作品です。異世界漫画にしては珍しく「小説家になろう」が元となっていない作品です。
葬送のフリーレン 詳細
- 正式タイトル:葬送のフリーレン
- よみがな:そうそうのふりーれん
- 通称・略称:葬送のフリーレン
メインジャンル | 勇者vs魔王のその後 |
連載開始日 | 2020年4月28日 |
連載終了日 | 連載中 |
巻数 | 13巻(2024年10月現在) |
原案 | – |
原作 | 山田鐘人 |
原作発表場所 | 週刊少年サンデー |
作画(漫画) | アベツカサ |
キャラクター原案 | – |
他関係者 | – |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
レーベル | 少年サンデーコミックス |
連載WEBサイト | サンデーうぇぶり |
アニメ化 | ○ |
ゲーム化 | – |
メディアミック | ○ |
舞台の時代設定 | 中世~近世ヨーロッパ風 |
参考サイト | アニメ公式 |
Wikipedia掲載 | あり(こちらをクリック) |
魔法・魔術 | 魔法 |
メディアミックスはYouTube等でミニアニメ「葬送のフリーレン 〜●●の魔法〜」の配信等があたります。ミツカン・味ぽんとのコラボもあります。
*山田鐘人氏自身も漫画家であり小説家・ライトノベル作家という訳ではありません。
葬送のフリーレン あらすじ
勇者ヒンメル・戦士アイゼン・僧侶ハイター・魔法使いフリーレンの勇者パーティーは、パーティー結成から10年後、長年の人類の悲願であった魔王の討伐をついに果たした。
アイゼンはドワーフで人間よりは長命種、フリーレンはエルフということもあり1000年以上を生きていた。
最後に50年の1度のエーラ流星(半世紀流星)を見て別れ、それぞれがそれぞれの生活に戻り暮らしていた。フリーレンは魔法の収集のための旅を続けていた。
魔王討伐から50年後、フリーレンは「暗黒竜の角」が必要になり勇者ヒンメルに預けていたことを思い出し、エーラ流星が近いこともありヒンメルの元へと訪れる。
50年ぶりに出会ったヒンメルはすっかり老人になっていた。それからアイゼンとハイターと合流し、エーラ流星を再び4人で見ることとなった。
それからすぐに勇者ヒンメルは亡くなる。そこでフリーレンはようやく、人間の寿命が短いという本質に気がつく。
そこからフリーレンは人間をもっと知る旅へと出かける。
旅の途中でハイターの元で暮らしていたフェルン、アイゼンの弟子であったシュタルクと出会い3人で旅をすることになる…
葬送のフリーレン アニメ
2023年9月29日から2024年3月22日まで全28話・日本テレビ系列等で放送されました。
第1話から第4話までは金曜ロードショーで一括公開されたことで話題になりました。
2024年9月28日には第2期の制作決定が発表されました。放映時期は未定ですが恐らくは2025年中には放送されるものと思われます。
アニメは比較的現在の漫画に忠実なので、世界観を損なうことなく見られると思います。
葬送のフリーレンのアニメは、dアニメストア等で配信されています(2024年10月現在)
葬送のフリーレンの舞台の時代設定
街並み等から舞台の時代設定は中世~近世ヨーロッパ風に描かれています。
ただし思想的な部分で近世~近代に近いものもありますが、異世界を舞台にした漫画では一般的なことです。そういう点も楽しむのが異世界を舞台にした漫画の楽しみ方だと思います。
ヨーロッパの古代・中世・近世・近代については下記記事を参考にしてください。
葬送のフリーレンに登場する亜人・魔物・モンスター
葬送のフリーレンでは、魔物は描かれていますが名前まで出るのは少なくなっています。また亜人という表現もなく、エルフもドワーフも人類として描かれています。
獣人等は出てきません。
なお作品中では「魔物」として描かれています。「言葉を話す魔物を魔族」と間接的に定義付けられており、メインま魔族との戦いとなっています。
葬送のフリーレンの世界観や感想
葬送のフリーレンの世界観や感想について自分なりの感想や考え方です。
句読点がある
葬送のフリーレンで他の漫画と異なる点はセリフに「句読点」があることです。
「。」「、」という句読点がセリフに使われています。
何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが漫画で句読点が使われている作品の方が今は珍しくなっています。
勇者ヒンメルなら…
SNSでもネタにされることがある「勇者ヒンメルならそう…」というセリフ、フリーレンが言い出したセリフと思われていますが、実はもともとはハイターのセリフです。
勇者ヒンメルならそうしました。
これを聞いたフリーレンが度々言うのですが、13巻までで実は2回しか言っていません。
葬送のフリーレンを読んだ感想
悠久の時を生きるエルフを描いた作品で、エルフの悲哀も感じさせつつ、時にはコミカルに描かれた作品は、読み手を選ぶ場合もありますが、ハマると沼る作品です。
恋愛感情や生殖本能みたいなものが軒並み欠落していると言われるエルフが、短命種の人間と触れ合い生きていくことで、人間の感情を知っていく様子は悲しくもあります。
「勇者ヒンメルの死から○年後」と今いる地域から描く作風は、まさに物語です。
ちなみに13巻までで「勇者ヒンメルの死から○年後」という文言は47回登場しています。
葬送のフリーレンに関すること・コミックやリンク
に関することや参考にしたサイト、コミックの一覧です。
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