「転生貴族の異世界冒険録〜自重を知らない神々の使徒〜」は、夜州による同小説を原作としてコミカライズされた異世界転生ジャンルの漫画です。
異世界転生における「俺TUEEE」を表した作品で、アニメ化もしています。
転生貴族の異世界冒険録 詳細
- 正式タイトル:転生貴族の異世界冒険録〜自重を知らない神々の使徒〜
- よみがな:てんせいきぞくのいせかいぼうけんろく ~じちょうをしらないかみがみのしと~
- 通称・略称:転生貴族の異世界冒険録 / 転生貴族 / 自重をしらない / 神々の使徒
メインジャンル | 異世界転生(王族・貴族) |
連載開始日 | 2018年3月25日 |
連載終了日 | 連載中 |
巻数 | 12巻(2024年10月現在) |
原案 | – |
原作 | 夜州 |
原作発表場所 | 小説家になろう |
漫画(作画) | nini |
キャラクター原案 | 藻 |
他関係者 | よつば (小説1巻イラスト) |
出版社 | マッグガーデン |
掲載誌 | MAGCOMI →月刊コミックガーデン |
レーベル | マッグガーデンコミックス Beat’sシリーズ |
連載WEBサイト | マグコミ |
アニメ化 | ○ |
ゲーム化 | – |
メディアミック | – |
舞台の時代設定 | 中世~近代ヨーロッパ風 |
参考サイト | TVアニメ 転生貴族の異世界冒険録 〜自重を知らない神々の使徒〜 |
Wikipedia掲載 | あり(こちらをクリック) |
魔法・魔術 | 魔法 |
連載は当初はMAGCOMIでしたが、2020年7月号より月刊コミックガーデンに移っています。ただし現状もマグコミでは連載されています。
転生貴族の異世界冒険録 あらすじ
グラシア辺境伯の三男・カイン・フォン・シルフォートは3歳の時に高熱で1週間寝込んだ際、前世が日本人・椎名和也だった時の記憶を思い出す。
この世界では5歳になると教会での「洗礼の儀」を経てステータス魔法という各ステータス(能力)による魔法が使えるようになっていた。このステータスにはレベルがあり1から始まり最大で5というのが常識であった。
5歳になったカインは「洗礼の技」を受けた時、眼の前に現れたのはこの世界の神々7柱であった。
そこでカインは全魔法属性・様々なスキル・7柱の神々の加護において、すべてレベル10というとんでもないステータスを得る。また王よりも上と言われる「神々の使徒」という称号まで得てしまう。もちろん通常神々の加護の数は多くて2~3しか授かれない。
親にもこのステータスは隠さねばならないと思い隠蔽でごまかすが全属性魔法や7柱の神の加護の数をそのまま見せたため、とんでもない能力であることがある程度バレてしまう。
そのこともあって自重するようには思うが…
その後家庭教師達に魔法や剣術を習いながら成長していく。
10歳になったカインは姉の進学のため父母と姉で王都に引っ越すことになる。王都に向かう途中に王女と公爵家の令嬢を助けたことで、王女と令嬢と婚約することになる。
ただし王女と令嬢と結婚するには家督つげず爵位を持てない三男のカインは王からまずは男爵を叙爵する。
その後、婚約者が増えたり屋敷をもらったり、非日常的な日常を過ごしていたが、ついに国王と父に異世界から転生していることがバレかけたため、自ら正体を告げる。
しかし異常なまでにカインに神々が加護を与えたのには、理由があった。
それは元々は神は8柱だったが1柱が神界から追放され邪神となり世界を滅ぼそうとしたため邪神を滅ぼすために地球から召喚された人間が封印していたが、その封印がここ数年のうちに解けることになっていたためだった…
そして地球から召喚されていた人間とは…
*漫画では神は「7神(しちしん)」と表現されていますが、一般的に神は「柱(はしら)」と数えるため、ここでは「柱」としています。
転生貴族の異世界冒険録 アニメ
2023年4月から6月までTOKYO MX系において全12話で放送されました。
ただしあまりヒットはしなかったようで、続編の話は現在出ていません。
DVD化はされていませんが、dアニメストアで配信されています(2024年10月現在)。
転生貴族の異世界冒険録 舞台の時代設定
異世界漫画の多くは中世~近世ヨーロッパあたりをを舞台の時代設定にしていることが多いですが、「転生貴族の異世界冒険録」も概ねこの辺りが時代設定になっています。
ただ中世末期からほぼ近世だと服装や街の様子(ガラス窓が普通にある)から想像出来ます。
中世末期から近世と言ってもヨーロッパの場合、1500~1850年くらいまでとかなりの幅があります。日本で言えば戦国時代から江戸時代くらいです。
ヨーロッパの古代・中世・近世・近代については下記記事を参考にしてください。
登場する亜人・魔物・モンスター
転生貴族の異世界冒険録に出てくる主な亜人や魔物・モンスターは下記の通りです。
- ゴブリン
- グリーンリザード
- オーク
- オークキング
- レッドドラゴン
- ホーンラビット
- エルフ
- 獣人
- 狐人族
- フェンリル
- ドラゴン
- 魔王・魔族
転生貴族の異世界冒険録の世界観や感想
「転生貴族の異世界冒険録」の世界観や感想について自分なりの感想や考え方です。
テンプレの異世界感で安心出来る
テンプレ感満載の異世界転生漫画であり、ある意味安心して読める作品と言えます。
異世界転生であり得ないほどのスキル・魔力を得たり、王女などの凄く綺麗な人と婚約したり、ハンサムであったりと、もうテンプレばかりです。
こういう世界観が好きな人には受け入れられると思います。
ただこういう設定のままアニメ化すると急激に陳腐化してしまうように思います。
設定が甘いところはある
当初ステータスボードに総合レベルがありませんでしたが、セリフでは「宮廷魔術師クラスですらレベル50程度で」とカインの父が話しているシーンがあります。
その後、しばらくしてステータスボードに総合レベルが記載されるようになりました。
細かい設定はしていなかったのかな?と思います。
転生貴族の異世界冒険録はおすすめの異世界漫画
異世界漫画においてテンプレ感は、ある意味重要な要素だと思います。
テンプレは安心して読める要素の1つとも言えるから。
しかしどこかでテンプレ感を壊す展開が無いと作品のオリジナリティがなくなってしまいますが、この作品は時々、テンプレ感を壊してくれる展開をしてくれることもあり、展開も早く読み進めやすく、面白い漫画だと思いました。
ただ読者の年齢層はやや低めに設定してあるので、もう少しだけ年齢層を高めに考えてくれると更に面白い作品になるように思います。
転生貴族の異世界冒険録に関すること・コミック・リンク
転生貴族の異世界冒険録に関することやコミックの一覧です。
転生貴族の異世界冒険録に関連したリンク(参照サイト)
転生貴族の異世界冒険録の小説版が打ち切りという噂
ネット上で「転生貴族の異世界冒険録」を調べると「打ち切り」というキーワードと一緒に出てくることがあります。
これは漫画の話ではなく、小説の噂です。
当初、小説(ライトノベル)は半年に1冊のペースで出版されていましたが、2020年以降は出版されていません。しかし連載が終了したという報告もありません。
このままだと漫画が小説に並んでしまい、漫画の連載も継続されるのか不安になります。
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