ウイングマンは、桂正和による変身ヒーローに憧れる少年が実際に変身ヒーローになり活躍する様を描いた漫画です。
アニメ化・ドラマ化・ゲーム化にもなりジャンプ黄金時代の礎にもなった作品です。
ウイングマン 詳細
- 正式タイトル:ウイングマン
- よみがな:ういんぐまん
- 通称・略称:ウイングマン
*ウィングマン(2番目のイが小さい)の表記は間違いです
メインジャンル | 異世界と現代の両軸 |
連載開始日 | 1983年1月 1983年5・6合併号 1月24日合併号 |
連載終了日 | 1985年8月or9月 1985年39号 9月9日号 |
巻数 | 13巻(JC版・完結) 7巻(愛蔵版・文庫版) |
原案 | – |
原作 | 桂正和 |
原作発表場所 | 週刊少年ジャンプ |
漫画(作画) | 桂正和 |
キャラクター原案 | – |
他関係者 | – |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
レーベル | ジャンプコミックス |
連載WEBサイト | – |
アニメ化 | ○ |
ゲーム化 | ○ |
メディアミック | 実写ドラマ化 |
舞台の時代設定 | 現代(1980年代) |
公式サイト | – |
Wikipedia | あり(こちらをクリック) |
魔法・魔術 | なし (ディメンションパワー) |
ウイングマン あらすじ
変身するヒーローに憧れる中学生の広野健太は学校からの帰宅中、突然電信柱に引っかかりつつも落ちてきた不思議な形をしたノートと謎の美少女と出会う。
気を失っていた謎の美少女をひとまず助けようとノートを持って自宅に変えるが、少女が目を覚ます間にノートが気になりペンもついていたことから、自分で考えた変身ヒーロー「ウイングマン」を描いてしまう。
そしてウイングマンへの変身の掛け声「チェイング」を言ってしまう。すると健太はウィングマンに変身してしまうのだった。
そのノートは「ドリムノート」と言って描いたものが現実になる力を持っていた。
謎の少女はアオイと言い、「ドリムノート」を悪事に利用するとする異次元世界「ポドリムス」の支配者から逃げてきたのだ。ポドリムスには火が存在しないため火の存在する地球で「ドリムノート」を燃やすことが目的であったが…
ウイングマン アニメ
ウイングマンのアニメは「夢戦士 ウイングマン」として1984年2月7日から1985年2月26日まで全47話でテレビ朝日系列で放送されました。
当時ジャンプの漫画がアニメ化する場合、ほとんどがフジテレビ系列で稀に日本テレビ系列・なぜかテレビ東京系列でしたが、テレビ朝日系列で放送されたのは不思議でした。
prime会員ならAmazon Prime videoで第1話が無料で見られます(2024年9月現在)
ウイングマン 舞台の時代設定
ウイングマンの連載が始まった1983年当時の日本と異次元世界「ポドリムス」との2つの世界で物語は進みます。中学校は関東にある設定でした。
1983年はまだ小さな携帯電話も無ければポケットベルもないので、連絡手段と言えば固定電話か手紙の時代です。またパソコン(当時はマイコンと言った)は一部の人たちだけのモノの時代でした。
ウイングマン 登場する亜人・魔物・モンスター
ウイングマンは亜人や魔物・モンスターというよりも敵役のポドリムス人と怪人が敵役となります。
ウイングマンの世界観や感想
ウイングマンの世界観や感想について自分なりの感想や考え方です。
当時の三角関係の定番だった
ウイングマンの連載が始まる2ヶ月ちょっと前からテレビでは「超時空要塞マクロス」の放送が始まっていました。
当時
- リン・ミンメイ派:ぶりっ子系
- 早瀬未沙派:お姉さん系
という構図があってウイングマンも
- 小川美紅派:ぶりっ子系
- アオイ派:お姉さん系
という認識があって、断然管理人はアオイさん派でした。ウイングマンとマクロスでどうくっついたのかは全く異なりますが、最終回のアオイさんが格好良すぎて、もう涙なしでは読めませんでした。
異次元と異世界
ウイングマンにおける「異次元」は、なろう系における「異世界」とは少しニュアンスが異なりますが、どちらも「異なる世界」と言った意味では同じものです。
ウイングマンの連載が終わる半年ほど前に人気となったOVA「幻夢戦記レダ」はビキニアーマーありの異世界転移のアニメですが、設定では「異次元世界アシャンティ」となっていて異世界という言葉は使われていませんでした。
1980年代は異世界よりも異次元という言葉の方が使われていたな~と思う昨今です。
幻夢戦記レダはAmazon Prime videoで有料配信されています(2024年9月現在)
ウイングマンを読んだ感想
人生を変えた漫画ベスト3に入るくらい影響のあった作品です。
初めてしたコスプレがウイングマンだったのも懐かしい想い出で、それほど入れ込んでいた作品です。
異世界漫画というジャンルは当時は確立していなかったこともあり異世界漫画という目線では見ていませんでしたが、ヒーローに憧れる主人公の姿と三角関係になっていく主人公の姿がどれも憧れがありました。
また当時小学生だったこともあり、少しHなシーンにもドキドキしたのを覚えています。
最終回はネタバレしてしまうので書きませんが、最終回の広野健太の想いとアオイさんの想いが、凄く悲しくて、でもそういう選択肢をしたアオイさんがとても格好よくて、一生記憶に残る作品となりました。
本当におすすめの漫画です。
ウイングマン コミックやリンク
ウイングマンに関することやコミックの一覧です。
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