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ボア・ボア種の魔物魔獣・猪(いのしし)の魔物・魔獣

異世界漫画用語辞典 異世界漫画用語辞典

ボア(イノシシ)は、ユーラシア大陸およびその周辺の島国・アフリカの一部に生息する鯨偶蹄目イノシシ科の動物の一種です。現在は南北アメリカ大陸やオーストラリアなどにも移入され一部自然繁殖しています。

異世界漫画におけるボアは、イノシシ型の魔物・魔獣・モンスターとして描かれていることが多くなっています。

異世界漫画におけるボア・猪(イノシシ)

異世界漫画において「ボア」の多くは魔物・魔獣・モンスターとして描かれていることが多くなっています。

また猪に魔をつけて魔猪として魔物・魔獣としていたり、ボアの前に他の英単語をつなげて(例:フォレスト-ボア)魔物・魔獣と設定している場合もあります。

魔猪そのものはいろいろな神話にも登場しているので、その影響が強いものと思われます。それだけ古代において猪は、恐れられた動物だったと言えます。

イノシシ・ボアの多くは一般の生き物

イノシシ(猪)・ボアとだけ表現する場合は、地球と同じ意味でのイノシシ・ボアとして使っていることが多いです。

ワイルドボアが魔物・魔獣になっている

一部の異世界漫画でワイルドボアとして魔物として描いている作品もありますが、これは誤解を与える表現とも言えます。

ワイルドボアは、英語で「イノシシ」を意味するからです。

ボア(boar)のみだと「家畜のオスの豚」という意味もあるからです。

もちろん、そこは漫画・小説の世界なので気にすることもありませんが、ワイルドボアだけだと一般的には魔物・魔獣の意味にはならないことは念の為に知っておいても良いでしょう。

ボア種の異世界漫画の立て付け

異世界漫画・小説の世界では、家畜という概念があまりなく肉は狩って食べるものという作品も多くなっています。

そのためボア種の魔物は、美味しいお肉の魔物・魔獣という設定が多くなっています。

なお中世ヨーロッパでは養豚はされていたとされていますが、今のような品種ではなく猪に近いものだったと言われています。

魔物・魔獣としてのボア・猪の種類

魔物・魔獣として描かれている、ボア(ボア種)・猪の種類には下記のものがあります。

  • 魔猪
  • 山猪
  • イビルボア(三眼猪)
  • ターミネートボア
  • フォレストボア
  • ワイルドボア

魔猪

いくつかの作品で登場します。外見はそれぞれの漫画で異なりますが下顎の牙がより発達したものが多くなっています。

山猪

「転生魔女の気ままなグルメ旅」に登場して、美味しく食べられてしまいます。

イビルボア(三眼猪)

「お気楽領主の楽しい領地防衛」に登場して、美味しく食べられてしまいます。

ターミネートボア

「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」に登場しますが、それほど登場していません。

フォレストボア

「聖者無双」に登場しますが、ほとんど描かれていません。

ワイルドボア

「聖者無双」に登場しますが、ほとんど描かれていません。

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