首里城は、沖縄県那覇市にある14世紀末に築城されたと推測されている城趾です。
沖縄の御城は「グスク」と呼ばれ、石で出来た城壁で囲まれていることからまるで、異世界に登場する城塞都市のように見えます。
実際に首里城の広さは東京ドーム1.3個分あり、小型の城塞都市くらいの大きさです。
なお首里城は沖縄でも最も多くの観光客が訪れる有名な場所で世界遺産にも登録されています。
首里城（首里城公園）の詳細とアクセス方法
- 住所：〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2
- 電話番号：098-886-2020（首里城公園管理センター）
- 見学可能時間：後述
- 休日：なし（ただし年に数度の休場日あり）
- 見学料（有料エリア）：大人400円/高校生300円/小中学生160円
- 駐車場：あり（県営首里城公園駐車場・有料）
- 公式サイト：首里城公園
見学可能時間について
月によって開園時間が異なります。
アクセス方法・行き方
- ゆいレール「首里駅」より徒歩約15分
- バス：市内線1番・17番、市外線46番にて首里城公園入口にて下車、そこから徒歩約1分
- 那覇空港から車で約30分（約8km）
飛行機で向かう人がほとんどだと思うので、那覇空港および送迎のあるレンタカー屋で車を借りて向かうことをおすすめします。沖縄は車がないと観光が非常に面倒です。
弊サイトの管理人は那覇空港近くでレンタカーを借りて訪れました。
レンタカーはじゃらんで検索してクーポンを使うとお得に借りられます。
首里城の様子
首里城は現在、首里城公園として一般開放されていて、無料で見られるところと有料の施設があります。
城塞都市のような外観を楽しみたいのであれば、無料で見られます。
沖縄本島以外の方であればほとんどが飛行機に乗って訪れているので是非有料エリアもすべて見て欲しいところです。
もし日本で「薬屋のひとりごと」が実写化されるのならロケ地は首里城になるんじゃないのかな？と思えるような場所です。
首里城の城壁の様子
首里城の入口とも言える守礼門をくぐって進んでいくと和風と中華風がミックスしたような独自の城塞都市のような姿が見えてきます。
グスクの起源は諸説ありますが、その1つに「集落説」があり集落を石垣で囲ったとする説があります。
だから割と広く城塞都市のような風貌を感じるのかもしれません。
所々にある門に門番が立っていればより城塞都市っぽくなりそうです。
中へと進み振り返ると、城垣がまさに城塞のように見えます。
丘になっていたであろう場所に建てられているので、高低差はそれなりにありますが、城壁も高いところでは10メートル以上はありそうです。
日本の伝統的なお城の城壁は石と石の間に隙間があり、石の大きさも均一ではありませんが、沖縄のグスクの城壁は、石の大きさが均一で石と石の間の隙間もほとんどないのが特徴的でした。
だからこそ異世界の城塞都市にようにより感じるのだと思います。
部分的に切り取って見ればより城塞都市のように見えます。
切り取らなくて遠景に見てもやっぱり城塞都市に見えました。
場所によっては幾重にも城壁があります。
首里城の中心部
石段をそれなりの登っていくと首里城の中心部・有料エリアへと進んでいきます。
上記の建物から先が有料エリアです。
有料エリアの首里城のメインの広場。復元された首里城の中は展示室となっています。
今回の主題ではないので首里城の建物の中の説明は省きますが、中国風にも感じる琉球の建物の中も少し異世界感を感じる場所でした。
また復元されている首里城の周りにも城壁は張り巡らされており、それが丘状の城塞都市ならではの様子に見えてきます。
園比屋武御嶽石門（そのひゃんうたきいしもん）も忘れずに
首里城の外郭である城壁を見ていると上記の写真の門の跡があります。これは「園比屋武御嶽石門（そのひゃんうたきいしもん）」と言い、沖縄にある世界遺産9つのうちの1つに登録されています。
首里城も世界遺産に登録されていますが、それとは別に登録されています。
見逃すと悔しさが後から増すので忘れずに是非みてください。
正面の写真だけ撮っていましたが、世界遺産だと知らず正面から見ただけで、帰宅後に気づいて悔しさが…
首里城へ行こう！
海外にはいくつかありますが、日本国内で沖縄の首里城を代表するグスク以上に異世界漫画に出てくる城塞都市のような場所はありません。
城塞都市みたいな景色が見たい！という方には首里城は本当におすすめです。
以上、首里城についてでした。
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