アンデッド(Undead)は、かつては動物・人間などの生命体だったものが、生命がつきた後も活動する魔物・モンスター・霊体です。
Living Dead(生ける屍)と同一視されることもあるものの、Livind Deadはアンデッドの中の一部と考えられます。
異世界漫画・小説におけるアンデッドとは
異世界漫画・小説におけるアンデッドとは、かつては動物・人間などの生命体だったものが、生命がつきた後も活動する魔物・モンスター、もしくは霊体となって活動する魔物・モンスターのことを基本的に意味します。
アンデッドとして最も有名なのはゾンビですが、ゾンビ以外にも骸骨として活動するスケルトン、キョンシー、霊体として活動するレイス・リッチなどもアンデッド・アンデッド系の魔物・モンスターとなります。
また作品によっては、ヴァンパイア(吸血鬼)もアンデッドの括りに入ることもありますがヴァンパイアが種族・生命体として考えられている場合はアンデッドには含みません。
アンデッドの種類
アンデッドは大きく分類して3つになります。
- 生命が尽きた後もその姿等で活動するアンデッド
- 生命が尽きた後に霊体となって活動するアンデッド
- 元々生命体だったのか不明なアンデッド
生命が尽きた後もその姿等で活動するアンデッド
最も有名な「生命が尽きた後もその姿等で活動するアンデッド」がゾンビです。死んだ後にその姿のままで活動を始めます。
他にも、スケルトン(骨のみになって活動)、キョンシー(中国のゾンビとも言う)、グール(アンデッドと見做さない場合もあり)、マミー(ミイラ)などがあります。
生命が尽きた後に霊体となって活動するアンデッド
生命が尽きた後に霊体となって活動するアンデッドとして有名なのは、ワイト(ただし生命が尽きた後もその姿等で活動するアンデッドに含まれる場合もあり)・レイス・ファントム(火の玉)・リッチなどがあります。
作品によってはデュラハンを含めることもあります。
元々生命体だったのか不明なアンデッド
元々生命体だったのか不明なアンデッドとしては、デュラハン(ただし生命が尽きた後に霊体となって活動するアンデッドに含める場合もあり)、ヴァンパイア(ただし他の種族・生命体と見做す場合もあり)などがあります。
ヴァンパイア=吸血鬼と考えるとアンデッドではなくなりますが、吸血鬼によってヴァンパイアになったのであればアンデッドということになります。ただしこの辺りの違いは作品によってかなり異なりますし、曖昧なまま・区別をつけないままで描かれている場合もあります。
特殊なアンデッドの設定
アンデッドの設定として特殊な設定をしている異世界漫画です。
葬送のフリーレン
葬送のフリーレンにおけるアンデッドは下記のように説明されています。
アンデッドは魔法で操られた死体の総称
例としてゾンビ・スケルトンを出しています。
アンデッド系の魔物・モンスターが多く登場する異世界漫画
アンデッド系の魔物・モンスターが多く登場する異世界ジャンルの漫画は下記のものがあります。
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
主人公が聖者であり聖魔法を使うことで、アンデッド系の魔物を倒すということが多いため、アンデッド系の魔物が数多く登場します。
ただ気持ち悪く描かれていません。
異世界還りのおっさんは終末世界で無双する
舞台は現代の地球・日本ですが、異世界還りの主人公がゾンビだらけになった日本で無双する話です。そのためゾンビばかりでます。
最果てのパラディン
異世界転生した主人公が、ミイラ・スケルトン・ゴーストの3人に育てられるという話です。
悪役として描かれることが多いアンデッドにおいて、育て親がアンデッドという設定は非常に面白いですし作品自体も非常に面白いです。
アンデッドに関すること
アンデッドに関することや参照元リンクです。
ゾンビとスケルトン
アンデッドの中でも有名なゾンビとスケルトンについて下記のように区分している作品もあります。
- 死者の魂を蹂躙し奴隷とするゾンビ化
- 死者の魂を蹂躙し一時的に預かり生前の自由意志で行動させるスケルトン化
これは「最強の魔導士。ひざに矢をうけてしまったので田舎の衛兵になる」という異世界漫画に出てきた設定です。
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